ヨーロッパで豊胸術1位はドイツ! 倹約家でも効果があるものにはお金を出すのがドイツ流

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豊胸手術は、国際美容外科学会が公表した2019年度の最新の報告で、世界で最も人気のある外科的整形手術ということが明らかになりました。[注1]また、豊胸手術数がヨーロッパで一番多い国はドイツでした。

ドイツ人は一部の富裕層を除けば世界的にも倹約家が多く、美容やファッションに関しては、機能性重視で必要以上に手間やお金をかけません。

一方で、豊胸手術など、効果が確実にある、自分にとって本当に必要なものにお金を使うのがドイツ流です。
そんなドイツの豊胸事情を詳しく紹介します。

ドイツは豊胸手術数が欧州1位

2019年にドイツで実施された豊胸手術は66,972件でした。2位のイタリアは56,073件、 3位のフランスは53,938件なので、他国より10,000件以上も多く実施されたことがわかります。

2010年は37,653件でしたので、10年で約1.8倍と大きく増加しています。[注2]ヨーロッパ全体でも豊胸手術の件数は過去10年で増加傾向にあります。

WHOによると、乳がんはヨーロッパ地域の全がん患者の28%以上を占めており、乳がん患者の乳房再建術による豊胸手術が増えていることが要因です。[注3]ドイツも乳房再建術の件数は増えており、今後も増加が予測されています。

なぜドイツでは豊胸手術をする人が多いのか

ドイツで豊胸手術をする人が多い理由は豊胸への敷居が高くないことと、安全性の高さが理由です。ドイツでは豊胸手術に民間の健康保険を使うことが可能なため、他の国より豊胸手術を気軽に行える環境があります。[注4]
乳房切除術を含む乳がん治療後の乳房再建術の場合は、一般的な外科的処置であるという条件で法定健康保険が適用されるため、低価格で豊胸手術を受けることができるのです。

また、2019年、ドイツ連邦内閣は医療用インプラントの品質と安全性を高めるために、「デジタルインプラント登録」を開始することを発表しました。[注5]医療用インプラントのオンライン登録が義務付けられるようになり、製品に合併症が発生した場合に迅速に通知を受けることが可能になりました。

製品の貯蔵寿命と品質に関する透明性も生まれたため、今までより安全性が向上しました。このようにドイツでの豊胸手術は、他国にないメリットがあるため、選択する人が多いのです。

人気の施術と費用

ドイツで最も人気の施術は、「シリコンインプラント豊胸」ですが、最近は「脂肪注入豊胸」や「幹細胞豊胸術」も人気が高くなっています。

理由は豊胸手術をする女性が求める理想の胸の形やサイズが、ここ数年で変化しているからです。

以前はバストのサイズが重視されていましたが、現在は、「自然な美しさ」がドイツ人の美の基準になっているため、バストの大きさよりも、美しい形を希望する人が増えました。そのため、シリコンインプラント豊胸ではサイズの小さめのインプラントを選ぶ人が増加しています。

仕上がりの自然さや安全性を追求する人は、脂肪注入豊胸や幹細胞豊胸術を選択しています。18歳未満の未成年も豊胸手術を受けることは法的に問題ありませんが、法定後見人の同意を得て実施されます。

豊胸手術の費用は施術の内容によりますが4,000ユーロ(約52万円)から8,000ユーロ(約104万円)です。[注6]東欧など安値で豊胸手術ができる国に比べて費用がそれなりにかかりますが、効果の持続性や安全性を考えるとコスパは抜群ではないでしょか。

まとめ

普段は倹約家のドイツ人に豊胸手術が人気なのは、「確実に効果がある」ことと、「効果の持続性を考えるとコスパが抜群」だからです。
また、人工的な形ではなく、自然な美しさを求めた、「大きさより美しい形」のバストが人気です。国民性によって美意識に差はあると思いますが、豊胸手術に関してもドイツ人らしさがでています。

出典

[注1]ISAPS ISAPS Global Survey Results 2019

[注2]ISAPS 2010 Global Statistics

[注3]WHO Breast cancer

[注4]wissen-PKV.de Schönheitsoperationen – Übernehmen private Krankenversicherungen die Kosten?

[注5]Bundesgesetzblattes Implantateregister-Errichtungsgesetz、EIRD

[注6]finanzen Brust-OPs: Wie viel kosten sie und wann zahlt die Krankenversicherung?

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