“女性の10人に1人は陥没乳頭”陥没乳頭の治療方法とは?

胸の病気

皆さんは陥没乳頭という症状をご存じですか?陥没乳頭とは、乳頭(乳首)が内側に埋没してしまっている症状のことを指します。

女性の10人に1人は陥没乳頭であるというデータも存在するため、陥没乳頭にお悩みの方も多くなっていると考えられます。

今回は、陥没乳頭の症状や治療方法について、詳しく説明していきます。

陥没乳頭とは?

陥没乳頭は先述した通り、乳頭が内側に埋没した乳首のことを指します。

男性でも発症しますが、女性とは異なり乳頭の機能にあまり必要性がないため、問題視されることが少なくなっています。

陥没乳頭の問題点

見た目がきになる

見た目が周りの人と異なるため、温泉など人前で裸になる際に気になります。

母乳が出にくくなる

乳頭が埋没しているため、母乳が出にくかったり、赤ちゃんが上手く母乳を吸えなかったりしてしまいます。

乳腺炎を発症しやすい

乳頭から上手く母乳を出すことができず、乳腺炎を発症してしまう可能性が高まります。乳腺炎とは、母乳が乳腺に溜まってしまい、炎症や発熱を起こしてしまう症状です。授乳期に非常に発症します。

乳腺炎についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。↓↓↓↓

陥没乳頭の原因とは?

先天的な原因

何らかの理由によって乳頭を支える筋線維組織が未発達であったり、母乳を運ぶ乳管が先天的に短かったりすることによって、陥没乳頭になってしまう場合があります。

乳房と乳管の成長差

成長期などにバストへ脂肪が集まったり乳腺が発達したりすることで、バストは大きくなります。

しかし、バストの成長に合わせて乳管の発達が追いつかなかった場合、乳頭が埋没してしまう場合があります。

ブラジャーが小さい

小さいブラジャーを着用していると、長時間乳頭を圧迫し続けるため、陥没乳頭になってしまう場合があります。

「仮性」と「真性」の陥没乳頭

陥没乳頭には、「仮性」のものと「真性」のものが存在します。「仮性」の陥没乳頭は、刺激を与えると乳頭が出る状態です。「真性」の陥没乳頭は、刺激を与えても乳頭が出ない状態です。

刺激すると突出する仮性の方が症状は軽度であるとされ、真性の場合は症状が重度とされています。

陥没乳頭の治し方

マッサージを行う

仮性の陥没乳頭の場合、マッサージを行うことによって症状が改善する可能性があります。ただし自己流で行ってしまうと、バストトップを傷つけることもありますので、注意して行うようにしましょう。

方法
  1. 人差し指と親指を使って、乳頭をつまみます。
  2. 乳頭の回りを指の腹を使用して圧迫していきます。1ヶ所につき3秒ほど圧迫しましょう。
  3. 次に乳頭をつまみながら、横や縦に伸ばします。
  4. 乳頭をつまみながら、左右に動かします。

入浴後に乳頭マッサージを行うと、血流がよくなっており、乳輪も柔らかくなっているため、効果的であるとされています。乳頭マッサージを開始したばかりですと、強く痛みを感じる場合がありますので、無理をせずに行いましょう。

乳頭吸引器

陥没乳頭を治すための器具を使って、症状を改善する方法があります。乳頭吸引器を乳頭に押し当てて吸引し、乳頭を引っ張ります。

乳頭を痛めてしまわないように、吸引圧に注意しながら行いましょう。

陥没乳頭の手術

上記で説明したマッサージや吸引器で症状が改善できなかった場合、手術を行うことも検討します。仮性と真性では真性の陥没乳頭の方が手術や治療の難易度が上がるとされています。

手術では、乳頭に数ヶ所切れ目を入れて、陥没している乳頭を引き上げます。

また陥没乳頭の手術方法には、乳管を温存する方法が存在します。乳管を温存する方法の場合、母乳の機能を温存することができますので、出産前の女性である場合、乳管を温存する方法を選択する方がよいでしょう。

陥没乳頭の術後について

傷跡は3~6ヶ月で落ち着いていきます。傷跡が目立たないように手術は行われますが、完全に傷跡が消える訳ではないとされています。もともとの乳頭の色が濃い方の場合は、白っぽい傷跡が目立つ場合があります。

陥没乳頭の治療の必要性

陥没乳頭の場合、乳腺炎が発生する確率がかなり高まります。

乳腺炎を起こしてから陥没乳頭の手術を行おうとすると、治療に手こずってしまうケースが多くなっています。また、妊娠中・授乳中の陥没乳頭の手術は断られる場合が多くなっています。

今後妊娠・出産を希望し陥没乳頭が気になっている方は、妊娠をする前のなるべく早い時期から手術をしておくことが推奨されています。

まとめ

陥没乳頭について説明して来ましたが、いかがでしたか?陥没乳頭には真性と仮性のものがあり、真性の方が重傷になっています。また、陥没乳頭の場合、うまく授乳できないため乳腺炎が発症するリスクが高まります。

この記事を参考にしていただき、陥没乳頭に関するお悩みを解消していってくださいね。

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